今から450年前、豊臣秀吉が寄進しました伏見桃山城の束力使殿を移転したもので、国宝となっています。
本殿内部は桃山時代を代表する、優雅できらびやかな装飾が施されています。

天井画は60枚で狩野永徳光信の作。
黒漆塗りの桂長押には金蒔絵(高台寺蒔絵)が施され
要所には精巧な金の金具がうたれています。
※現在、内陣の拝観は中止しています。

伊藤延男先生の監修により平成九年社寺建築 木澤源平氏によって建造された建物です。
現在は修業道場、参籠の場として幅広く利用されております。
また、季節によりお茶席を設けております。
一服しながら日頃の喧騒を忘れ、ごゆっくりとお寛ぎいただければ幸いです。

拝殿にはびわ湖に面し、突き出した所に竜神拝所があります。
竹生島の中で一番の絶景となっています。
ここでは土器(かわらけ)に願い事を書き、湖面に突き出た宮崎鳥居へと投げるかわらけ投げをお楽しみ頂けます。
また、投げたかわらけが鳥居をくぐれば、願い事が成就するとも言われています。